こころの健康

ながの子育てネットメンバー

2013年01月24日 13:40

昨日の講義をもって、秋から受講してきた後期開放講座の講義が終了しました。

清泉女学院大学の開放講座は講座数が割合多く、受講してみたいようなタイトルの講座がいくつかあった中で、先生の評判と受講可能な曜日から「精神医学」を選ぶことになりましたが、受講できて本当に良かったです。
常々、実践が大事と思ってきましたが、やはりそこに理論がないと、自信を持って事をなすことができないのだろうなぁとつくづく思いました。
若い学生さんは社会に放り出される前の今この時にこの講義を聞けて羨ましいことだなと思うのでしたが、私もこの年になって子育てをしている経験からどっしり心に響くものがあるのは確かで、私は今だから良かったのだと思おうと思うのでした(言い聞かせる感じです)。
また機会があったら、学んでみたいなぁ。

「人は日々、変化しているのです。
ですから病気が治るということは元の状態に戻るということではないはずです。
元には戻りっこないのですから。」

心も体も変化していく中で、健やかであろうとし、健やかであることはどういうことか考えてみると、決して個人的な話で終わるものではないのだろうなと思い至ります。
例えば、人と同じことをするのがちょっと苦手な子がいたとき、その子が皆と同じことをできるようにするのがよいのかどうかということです。
その子がそのままでも、周囲がそれをその子はそういう子なんだからいいじゃないと許して、生きやすいようにちょっぴりお手伝いしてあげられれば、それでいいのではないかということです。

社会が生きやすさのハードルを上げてしまっているのかな。講義を通してそんなことも感じました。
公衆衛生の考え方についても、時代とともに変遷してきたこと、世界的な視野に立ったとき日本が後進国であるのかもしれないということも知りました。

こうしてつらつらと思いつくまま感想を書いてみるのですけれどもね、さて、レポートを書かなくては。
筋道を立てて書けるのでしょうか…

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