伝える力
2013/11/25
今日は中学校の講演会で戦場カメラマンの渡辺陽一氏のお話をお聞きしました。
あの独特のお話ぶりは、たぶん大勢の聴衆がいるからなのかな、さらにゆっくり丁寧に。
絶えずステージ場を行ったり来たりして、からだも使って表現されていて、話に引き込まれました。
ゆっくりでかつ繰り返しの多いお話ぶりなのに、しっかり組み立てられていて、時間もぴったり。
理路整然として、この講演で何を伝えたいのかが明快。
戦争の話なのに、ただ重たいだけの話にしない、かわいそうの話にしない、私には関係ないみたいなよその話にしない。
講演は3つで構成。
1つはなぜ戦場カメラマンになったか。
2つめは戦場の子どもたちの話。
3つめは質疑応答。
2つめの子どもたちの話の中で、戦争を止められるのは兵器ではなく、ペンと教科書。教育が大切なんだと話されていました。
質疑応答では、「戦争がなくなって戦場カメラマンの仕事がなくなったらどうするのですか?」という質問に対して「ぼくには夢があります。世界中の学校で教室の様子や給食の様子、子どもたちを写してまわる学校カメラマンなりたいです。」と答えていました。
そして「怖くないですか?」という質問には、「眠れないくらい怖いです。でも戦場にはガイドさんと通訳さんと守ってくれる人と必ずチームを組んで行って、無理をしないことにしています。取材は第2です。第一は安全。安全第一です。」と。
「観光でも何でも良いので、将来余裕が出来たら外国に行ってみてください。僕と(例えば)イスタンブールで会ったら話しかけてきてください。」と言って話を閉じました。
子どもたちにも何かしら残るものがあったことでしょう。
伝える力、素晴らしいです。
私は世界の話を子どもたちにすることはできませんが、次の世代のために何ができるのか、何をしたいのか、宿題をもらったような気がします。
あの独特のお話ぶりは、たぶん大勢の聴衆がいるからなのかな、さらにゆっくり丁寧に。
絶えずステージ場を行ったり来たりして、からだも使って表現されていて、話に引き込まれました。
ゆっくりでかつ繰り返しの多いお話ぶりなのに、しっかり組み立てられていて、時間もぴったり。
理路整然として、この講演で何を伝えたいのかが明快。
戦争の話なのに、ただ重たいだけの話にしない、かわいそうの話にしない、私には関係ないみたいなよその話にしない。
講演は3つで構成。
1つはなぜ戦場カメラマンになったか。
2つめは戦場の子どもたちの話。
3つめは質疑応答。
2つめの子どもたちの話の中で、戦争を止められるのは兵器ではなく、ペンと教科書。教育が大切なんだと話されていました。
質疑応答では、「戦争がなくなって戦場カメラマンの仕事がなくなったらどうするのですか?」という質問に対して「ぼくには夢があります。世界中の学校で教室の様子や給食の様子、子どもたちを写してまわる学校カメラマンなりたいです。」と答えていました。
そして「怖くないですか?」という質問には、「眠れないくらい怖いです。でも戦場にはガイドさんと通訳さんと守ってくれる人と必ずチームを組んで行って、無理をしないことにしています。取材は第2です。第一は安全。安全第一です。」と。
「観光でも何でも良いので、将来余裕が出来たら外国に行ってみてください。僕と(例えば)イスタンブールで会ったら話しかけてきてください。」と言って話を閉じました。
子どもたちにも何かしら残るものがあったことでしょう。
伝える力、素晴らしいです。
私は世界の話を子どもたちにすることはできませんが、次の世代のために何ができるのか、何をしたいのか、宿題をもらったような気がします。